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Well maybe not 'crystal'...

月曜日, 11月 28, 2005

こっちのニュースで毎日取り上げられる、
アジア系オーストラリア人のNguyenくん(ベトナム系?)。

シンガポールに/から麻薬を持ち込もうとしたか持ち出そうとしたか、
とにかく麻薬がらみでシンガポールで逮捕されて、死刑宣告。

オーストラリア人ってよっぽど麻薬が好きなのか、
これまでにも何人もバリとか東南アジア系の麻薬取締りが
厳しい国で麻薬所持で逮捕されて、懲役ウン十年とか宣告されたり。

まぁ、中にはモデルで裁判の時だけイスラム教徒の
振りしてまんまと3ヶ月で釈放されたのもいるけど。
(ちなみに彼女、帰国後すぐに下着会社のコマーシャルに出て、
当初から出てた似非ムスリム疑惑に火に油を注ぐ形になって
叩かれまくり。)

そんな中でもNguyenくんのは極刑ってことで、かなり物議を醸していて。
ニュースを見てると、たかが麻薬密輸で死刑は酷過ぎる、っていう論調。
大統領までもが公式の場でシンガポール政府に対して特赦をお願いする始末。

結局シンガポールは折れずに近々死刑執行されるらしい。
(でも二週間位前にも「今週末には死刑が執行されます。」とか
言ってて結局執行されなかったから今回も延期される感たっぷり。)

で、なにが言いたいのかと言うと、今頃になって
極刑は非人道的だとか騒いでるオーストラリア人!
たしかにぼくも死刑制度には賛成しないけど、
今までシンガポールの司法制度になんか興味のかけらも
なかったであろうくせに(大半が)、自国民が
電気椅子だか首吊りだかにかけられるとなった途端
騒ぐなんてなんだかみっともない。

別にシンガポールがNguyenを捕まえた後に
突然、麻薬密輸者は死刑って法律を導入したわけじゃないんだし、
ある意味とっても利己的。

ただ、当初はアジア系であるNguyenにそこまで同情票は
集まらないだろうと思ってたのが、ここまで集まったのには驚き。

それだけオーストラリアが移民国家として進んでるってことかな。

ま、白人が同じ状況に置かれたケースがあるわけじゃないから、
なんとも言えないけど。
Comments:
面白い日記をあんがと。
考えさせられたよ。
 
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